2015年1月、当社は風冷強化炉設備を導入致しました。
これにより、高品質な製品を短納期で供給させていただけるようになりました。
サイズ、納期などご相談下さい。

強化ガラスの特徴

強化ガラスは板ガラス軟化点(650~700℃)近くまで加熱したあと、ガラス表面に空気を均一に吹き付け急冷し、
ガラス表面に圧縮層を持たせたガラスです。普通のガラスに比べて3倍以上の強度を持ち、万一割れても破片は細粒状となる安全性の高いガラスです。
★テンパックス強化ガラスの破片は細粒状になりません。
「強化ガラスを安全にお使いいただくために」を必ずお読み下さい。

当社の特徴

国内の風冷強化炉(オシュレーティングシステム)では対応できなかった、
小さいサイズの熱処理が可能な装置。

オシュレーティングシステムの為、冶具跡が残らず歪みの無いきれいな表面が得られます。
※最小サイズ:50×50、φ50(φ30実績もございます。)

商品名 強化ガラス テンパックス強化ガラス
ガラスの種類 フロートガラス
(ソーダ石灰ガラス)
低膨張ホウケイ酸塩ガラス
規格板厚 3mm、3.2mm、4mm、5mm
6mm、8mm、10mm、12mm
15mm、19mm、22mm、25mm
3.3mm、3.8mm、5mm、6.5mm、8mm
10.2mm、12.2mm、13mm、15mm
16mm、18mm、20mm、21mm
研磨加工にて
対応可能な規格
3mm~25mm 3.3mm~50mm
対応可能な規格 JIS R3206 JIS B8286
第一種、第二種圧力容器
高圧ガス特定設備
サイズ及び公差 お問い合わせ下さい
破損時の破片 3mm:大きく割れる
3.2mm:やや大きく割れる
4mm以上:細かく割れる
3.3m~8mm:大きく割れる
10.2mm~13mm:やや大きく割れる
15mm以上:強化ガラスより大きいが細かく割れる

※対応規格についてはご相談ください。
JIS B8286、第一種、第二種圧力容器、高圧ガス特定設備は同一ロットでの試験が必要となります。

テンパックスガラス8mm

テンパックスガラス8mm(未強化品)

テンパックス強化ガラス8mm

テンパックス強化ガラス8mm

テンパックス強化ガラス5mm

テンパックス強化ガラス5mm

テンパックス強化ガラス10.2mm

テンパックス強化ガラス10.2mm

テンパックス強化ガラス15mm

テンパックス強化ガラス15mm

テンパックス強化ガラス20mm

テンパックス強化ガラス20mm

強化ガラス4mm

強化ガラス4mm

強化ガラス10mm

強化ガラス10mm

破砕の状況は、大きさ、形状、破損の仕方で変わります。

化学強化ガラス(ケミカル強化ガラス)

化学強化法では、ガラスを溶融した硝酸カリウムに漬け込み、ガラスにふくまれるナトリウムイオン(Na+)を放出させ、代わりにカリウムイオン(K+)を取り込ませる処理が行われます。
ナトリウムイオンに比べてイオン半径が大きいカリウムイオンを取り込むことで、ガラス表面に圧縮応力がはたらき、強度を高めることができます。
特に薄板ガラスの強度に有効です。

主な用途: センサー用カバーガラス、タッチパネル、照明用カバーガラスなど